東日本大震災で発生したがれきの受け入れを表明している 神奈川県の黒岩知事が岩手県宮古市を訪れ、 震災がれきの仮置き場などを視察しました。 宮古市には、がれきの受け入れを始めている東京都の仮置き場があります。 黒岩知事は、放射能濃度の測定方法やがれき選別のシステムなどを 確認しました。神奈川県は先月、放射性セシウムが1キロあたり 100ベクレル以下のがれきを受け入れる方針を明らかにしています。 神奈川県・黒岩知事:「きょう見たことを住民の皆さんにきちっと説明して、 理解を得たい」 宮古市の人:「がれきが一番見るたびに胸にくる」 神奈川県には、「子どもの被ばくが心配」などといった反対意見が500件近く 寄せられていて、今後、意見交換会などの場で理解を求めたいとしています。